【145】トルコウィークリー No.47 2016年12月24日

駐トルコのロシア大使がアンカラのアートギャラリーで暗殺されてから5日間たちました。

トルコ政府はすぐさまロシア大使の暗殺者である警察官はギュレン運動のメンバーだと発表しましたが、ロシア側は非常に慎重な態度を見せています。

この警察官は2014年に採用されており、この時はすでにギュレンとエルドアンの関係が悪化し、警察組織からギュレン系の警察が掃討されていました。

つまり彼はギュレン系の警察である可能性はほぼゼロということになります。彼が暗殺事件の時に放ったスローガンやSMSなどでの発信を見るとAKPがシリアで長い間支援したヌスラ戦線の人である可能性が高いです。

つまり、7月のクーデター未遂以降にロシアに急接近しているエルドアン陣営が一番恐れていることが起きた訳です。AKPがずっと支援してきたヌスラ戦線などジハーディストグループがロシアを攻撃対象にしていることはロシアの態度を一変させる可能性があります。

この事件については、今週のストックボイスでも冒頭でコメントさせて頂きましたので、そちらも下記のリンクから見て頂ければ幸いです。

https://www.youtube.com/watch?v=wbraRZOXvx0

(テキストのみで発信させていただいております。)