【138】トルコウィークリー No.43 2016年11月25日
トルコの方でサプライズな動きがございましたので今週のトルコウィークリーは緊急号で発信致します。トルコ中央銀行は昨日トルコの政策金利である1週間物レポ金利と翌日物貸出金利を大きく引き上げました。利上げは約3年ぶりで、市場には大きなサプライズとなりました。特に注目するポイントは中銀が1週間物レポ金利を0.5ポイント(50bp)も引き上げ8%としたことです。
トルコ中銀が金利の引き上げに踏み切った理由は足元でトルコリラが大きく下落していることです。トランプ大統領の当選からは世界的にドル高現象が起きていて、トルコリラは対ドルで連日最安値を更新中です。日本円を含む他の通貨も対ドルで下がっていますが、リラの下げペースが加速していて、足元で1ドルは3.45リラを突破してきています。今月に入ってから11%も下がった計算になります。
トルコ中銀の引き上げの効果ですが、残念ながら現時点ではリラの下落を止めることはできていません。世界的なドル高トレンドが一服するまで利上げ効果があまり期待できないのではないかと考えます。
(緊急号はテキストのみで発信させていただいておりますのでご了承願います)
(トルコウィークリーには、pdf資料は付属しておりません。)